祈りとは心の所作

(BGM用にどうぞ)

京都に行って来ました。
お寺や仏像には興味がありましたが歴史や宗教に関してまるで知識がないため仏ゾーンを読んで前もって予習して行きました

そして歴史的建造物や多くの国宝を見てきて思ったことは、
仏像ってすごい少年漫画っぽいということです

まず基本ですが仏には位が存在します
信仰によって特有のものもあるみたいですが大きく
《如来》《菩薩》《明王》《天部》
の4つです


《如来》

悟りを開いた仏界最高位に君臨する仏たち
極楽の世を統べる仏や、全ての病や災禍を無にする仏、空間と時間の制約を受けない仏、宇宙そのものであるとされる仏などチートな存在のものばかり
圧倒的仏力を携えており、あらゆる世界を輝き照らし人々を救う最強の有り難さを誇ります

例:釈迦、阿弥陀、薬師、大日など(画像は平等院の阿弥陀如来)



《菩薩》

悟りを求めて修行しながら衆生の救済に専念している仏
すでに悟りを開いている仏も存在し、側近として如来は菩薩を置きゆくゆくは如来になることを約束されているものもいます
限りなき慈悲から繰り出される仏力であらゆる煩悩を破壊し、あらゆる願いも叶え、多くの人々を衆生から救うその力は如来にも遅れを取りません
また菩薩の中にも五十二の階位が存在し最高の地位まで上り詰めた菩薩は如来とも同一視されるほどの有り難さです

例:観音、弥勒、地蔵、千手など(画像は三十三間堂の千手観音)


《明王》

仏教に未だ帰依しない民衆を帰依させようとする役割を担った仏尊
畏怖させてでも教えに帰依させんとするあり方は完全にや○ざです
大日如来の命令で邪悪なものを追い払い、力づくでも煩悩から人々を救う役目を担います
また大日如来の化身とも言われているので他の仏たちを圧倒するに十分な力の持ち主とも言えます
中心的な役割の明王が五名おり一般的に
東に降三世明王、南に軍荼利明王、西に大威徳明王、北に金剛夜叉明王、そして中央に不動明王が置かれることが多いです
元々は悪鬼であったものが善に目覚めたものや、愛欲を悟りにまで高める明王もいて例外もいますがどれも憤怒の表情をしています

例:不動、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉など(画像は神護寺の愛染明王)


《天部》

仏界では下位に位置しますが天上界に住む神々で、戦いの神なども存在しケタ違いの武力を誇ります
人間に近いものから鳥獣・鬼神の類まで多く存在し、善と悪が表裏一体の関係にあるのでそのありあまる力から禍をもたらすこともあるそうです
四天王・八部衆・十二天・十二神将・二十八部衆など集団を作り護法や守護神的な威力を高めたものもありますが個々の力も絶大です

例:毘沙門、帝釈、金剛力士、大黒、弁財など(画像は八部衆の一角である阿修羅)



大雑把にこんな感じです
仏とか書いてますが正しくは仏じゃなかったり、ガチな信仰的・宗教的な話されても分からんので大目に見てください(笑)
とりあえず仏像って少年漫画要素多くてワクワクします
戦闘力で言ったら不動明王や帝釈天あたりが激強いのではないかと思ってますが、仏ゾーン読んだ僕からしたらやはり千手観音に頑張って欲しいです!(如来とかはもう戦うとかの次元超えてますね。だって能力強すぎだもの…)
とにかく!僕の言いたいことは、ぜひ京都行った時は抹茶パフェを食べようってこと!美味いよ!!

コメント